ぶらり街道の味探検 にようこそ
秩父往還と秩父34観音霊場巡りの道
もくじ
プロローグ
秩父往還について(準備中)
●プロローグ
旧街道のぶらリ旅をしていると、主街道からわかれる追分にきたとき、さてこのまま道を進めるか、寄り道をして、脇街道や裏街道をいってみようかと、いつも迷ってしまう。これがまた楽しいのだが、今回も中山道を熊谷まできたとき、JR熊谷駅構内や秩父鉄道乗り場に大きくはられていた「今年は秩父34霊場午歳総開帳」のポスターに目がいってしまった。
「秩父霊場」のことはいちおうの知識はあったけれども、「午歳総開帳」とはなになのか、急に好奇心が湧いてきて、しばらく秩父鉄道沿いの味探しに出かけたくなった。
生まれが埼玉県浦和のため、武甲山の雄雄しい牛の背のような姿を遠くに眺めながら育った。中学校時代は、熊谷経由秩父鉄道で、お花畑駅や浦山口駅から武甲山裏参道の登山道沿いに昆虫採集に毎週のように通った。その武甲山が、石灰石の採取のために、年々切り崩され、遠望する姿も牛の背のようながっしりした姿がやせ衰えていくのを目の当たりにしてきたものだから、ある時期からは、自分の心まで傷つけられたようで哀しくって、30年近く秩父には、両神山周辺のハイキングに2、3度来たくらいだった。
そういえば、浦山口の鍾乳洞近くにお堂があったっけ。秩父34札所巡りの縁起や中山道熊谷と甲州街道をつなぐ裏街道「秩父往還」についても、これまでは調べる機会もなかったのだから、この際、昔五万分の一の地形図の寄居や秩父、三峰山を頼りに歩いた道をブラリと歩いてみようということにした。
12年に1度午の歳に、34観音堂すべての厨子の扉が開けて、観音様のお顔を巡礼者たちは拝めるというのが「午歳総開帳」ということらしい。
この際だから、34ヶ所の観音堂巡りも、女房といっしょにしてみることとなったのである。
御披露できるほどの知識も何もないので、まずは、手元にガイドブックや関連資料を集めてみることにした。
それと、インターネットで、関連サイトの情報を整理し、参考となるリンク先の整理をしておくことにしよう。
@本と資料
番号 |
書・資料名 |
著者編者 |
発行年・発行所(価格は本体価格) |
備考 |
1 |
「秩父三十四書観音巡礼」法話と札所案内 |
秩父札所連合会・編 |
2000年4月,朱鷺書房(1000円) |
ガイドブック |
2 |
秩父観音巡礼 |
平幡良雄 |
1999年,満願寺教化部(1000円) |
ガイドブック |
3 |
十辺舎一九の坂東秩父埼玉道中記(新版絵草子シリーズZ) |
十返舎一九著、鶴岡節雄・校注 |
1983年、千秋社(1200円) |
通読して、すべての札所に触れているのだが、一九は本当に歩いたのだろうかとふと疑問に思った。 |
4 |
峠 秩父への道 |
大久根茂 |
1995年、さきたま双書(1650円) |
秩父につながる道と峠を実際に歩いて書いた好著。 |
Aおすすめリンク(リンク先の了解は事後承諾になっています)
トップページ (開設者) | メモ |
秩父札所巡り (キャノン電子) | 優れた編集と豊かな情報満載。必見。 |
秩父 (秩父市) | 秩父市のホームページ |
沿線だより・秩父札所午歳総開帳(西武鉄道) | 西武鉄道のホームページ |
秩父札所(秩父鉄道) | 秩父鉄道のホームページ |
B秩父往還の道と沿線のマチを訪ねる(under construction)
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