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味探検 例幣使街道を歩 く

 

(倉賀野)→足利→佐野→栃木→今市


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1 日光例幣使街道・旧道歩きと味探検について

 

日光例幣使街道 あなろびまっぷエリア

 

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エリア

味の種類

店名・タイトル

住所と場所概略

 

味のコメント

 

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(最終探検日)

栃木県足利市

 

そば

 

272

170

例幣使そば

荒川屋

 

「旧街道の往来しのぶ味、歴史感じる名物そば」

 

栃木県足利市福居町575。JR両毛線足利駅からタクシー7分、東武伊勢崎線福居駅前県道128号例幣使街道を右折、歩3分。東北道佐野藤岡ICから国道50号を経て128号沿い。全80席。営業午前11時〜午後8時。定休水曜。

電:0284・71・3223 

旧街道歩きの途中や古都探訪のさいに気楽に立ち寄れる。天ぷらのせぶっかけそばの「例幣使そば」が名物メニュー。もりや手打うどんもうまい。

 

(02.5.23)

群馬県館林市

甘味

だんご

274-171

 

福分団子

ふくわけだんご

「古い城下町に名菓あり、うまいと評判のだんご」

群馬県館林市美園町16ノ1。東武伊勢崎線館林駅あるいは茂林寺駅下車。5号道路と国道354号の緑町交差点角。車で6〜7分。営業時間午前9時〜午後6時。喫茶室15席。定休木曜。(電)0276・72・0304。店売りのみで地方発送なし。 

やはり「みたらし」「しょうゆ」焼き、しょう油、甘さの加減が好みの味。あんもおいしい。むかしは、ぶんぷく茶釜で有名な茂林寺で茶屋をだしていたが、現在は、夫婦二人で商売のできる範囲でおいしい団子を食べてもらえればよいと、店売りだけになっている。干ぴょう巻きと稲荷ずしの「いなりとのり巻」も店主自慢のおすすめ品。

(02.6.6)

栃木県佐野市

 

そば

うどん

 

275

172

野村屋本店

 

麺文化圏の郷土料理 福呼び込む『耳うどん』

 

栃木県佐野市相生町2819。JR両毛線・東武佐野線佐野駅下車、駅前市役所方向に直進、県道67号(旧50号)を左折し約300メートル右手。徒歩8分。営業時間午前11時30分〜午後7時40分。28席+奥座敷24席。定休木曜。電:0283・22・0396

「耳うどん」とは如何なるものか。佐野市より日光へと抜ける葛生町の郷土料理。耳の形のいわば粉食(パスタ)で、悪魔の耳をかたどったと言われている。群馬や栃木の粉食文化の伝統食のなかでも、餅なし正月の独特の文化圏を持つ葛生地区にのこる珍しい食べものだ。

(02.6.13)

栃木県佐野市

 

ラーメン

 

276

173

とかの

“青竹ブチ”の麺仕込み 澄んだ塩味のラーメン

栃木県佐野市相生町2831。JR両毛線・東武佐野線佐野駅下車、市役所方向に直進、県道67号(旧50号)を左折し、約400メートル右手。歩10分。営業時間午前11時30分〜午後2時ごろ、麺がなくなったら閉店。14席。定休月・木曜。(電)0283・24・7038

佐野ラーメンのなかでも孤高の味をたもつ、がんこいってつラーメン。塩味系で、チャーシューやシナチクもうまい。自宅の麺打ちの小屋を取材したが、ていねいに弟子に青竹打ちを指南する目は鋭い。リズミカルに、とんとんとテコの原理をつかって麺を打つ作業を“こうやってぶつんだ”と表現してくれた。

(02.6.20)

佐野ラーメンの紹介サイト→リンクリンク2

栃木市

 

喫茶

手作り定食

 

278

174

おりのこ


水運で栄えた町で発見、ホッとなごめる喫茶店

 

栃木市境町17ノ16。JR両毛線・東武線栃木駅北口下車。駅前大通り1つ目の信号先を左折、「みつわ通り」に入り、境橋手前川沿いの道を左折約100メートル先左手。徒歩7分。営業時間午前10時〜午後7時。16席。定休日曜。電:0282・23・5777。

日光・金谷ホテルベーカリー栃木店の看板も持つ。日替わりランチの豪華お弁当が680円で食べられる。店前を巴波川が流れ、旧例幣使道沿いの散歩も楽しい。

(02.7.4)

記事中で紹介した郷土史家・熊倉精一さん手作りの歴史の古道図(無料:0282-22-2022)は、「みつわ横丁歌麿通り」内の同氏経営の土産物店で手に入れることができる。

栃木県今市市

 

そば

うどん

 

279

175

そば亭 こむらさき


一人でこなす全工程、そば食い行脚の末に悟ったおふくろの味

 

今市市木和田島3039ノ2。JR日光線下野大沢駅下車。駅前通り直進木和田島交差点左折500メートル先左手。歩15分。車で日光宇都宮有料道大沢ICから上記交差点右折左手。営業午前11時30分〜午後3時。30席。定休水曜。電:0288・26・6267

店の裏手の畑がそば畑になっていて、自家栽培のそば粉を自家製粉して蕎麦を食べさせてくれる。地粉をつかったうどんがうどんずきにはたまらなくうまい。

(02.7.11)

栃木県今市市

 

豆腐

ゆば

 

280

176

日光ゆばの店

松葉屋


豆乳トロ〜リひんやり、日光名物ゆば刺しけっこう

 

今市市今市594。東武線下今市駅下車。駅前通り直進、丁字路右折、日光街道に出て右折、交差点渡り市縁ひろば隣。歩15分。営業午前8時半〜午後7時。定休日曜。電:0288・21・0658。

店売りのほか宅配注文可(さしみゆばの宅配は夏季中止)。 

今市市内にも地元お豆腐やさんが心をこめてつくった名産ゆばを売る店がある。日光巻きゆばのほか刺身ゆばあり。

同店のHP→リンク

栃木県日光市山内

 

だんご

茶屋

 

282

177

だんご茶屋


緑陰で団子をぱくつき霊水でのどを潤す至福の一時

 

282 日光市山内 
●日光市山内2301。東武・JR日光駅下車。神橋を渡り東照宮境内に入り、表参道東照宮一の鳥居手前右折し武徳殿前の道に3軒ある茶屋の真ん中。営業午前10時ごろ〜午後5時。不定休。12月〜3月休業。(電)携帯:090・3436・5803。 

日光東照宮の表参道脇にある江戸時代から続く茶屋がある。宮前だんごといい、ご飯粒のかたちをのこして米粉とまぜて丸めて焼いただんご。黒蜜の独特のタレが特長だ。

「山内」日光山の域内という地名でサンナイとよむ。

 

日光市

 

天然氷の製造販売

 

283

178

吉新氷室

 

よしあらひむろ


シャキーンと冷たい、夏は天然氷のかき氷

 

日光市御幸町1196。東武・JR日光駅下車。駅前国道沿い消防署奥の図書館脇から裏手の志渡渕沢に出て橋を渡り、約100メートル先の鳴虫山登山口を左に見てすぐ先。営業時間、夏季は午前7時ごろ〜午後5時ごろ(不定休)。(電)0288・53・5875。 

関東に筆者の知る限り天然氷を生産、氷室に保蔵し夏販売する天然氷販売業者=「氷室」は秩父市に1軒と日光市の吉新氷室の2軒しか残っていない。日光に文化遺産が数多いが、氷室を現在まで守り続けてきた吉新良次さんのこのお仕事そのものが貴重な歴史民俗文化財の価値がある。天然氷でオンザロックをやるなどは最高の贅沢だし、夏のかき氷は天然氷にかぎる。

日光山内のニ荒山神社神門前の老舗茶屋「おきなや」でこの氷室の氷を削るかき氷が味わえる。

(02.8.8)

★氷室のページ→こちら

栃木県日光市

 

 

魚類くんせい製造販売

 

284

179

 

スモク

 


定番の品に歴史あり!ニジマスの薫製 美味

 

日光市萩垣面2440ノ71。東武日光駅下車。中禅寺湖方向バスで神橋下車。日光橋、稲荷川橋を渡り、稲荷川沿いの道を上流方向に。バス停から歩20分。連絡午前8時〜午後6時。休み不定。電:0288・53・0789

宅配は手作り品のため要予約。 

ご主人は、日光山内の二社一寺営林事務所の所長さんの趣味の燻製作りが人気を呼びやがて日光の土産物として喜ばれる商品に成長した。「手作り日光鱒くんせい」は奥さんが手染めで一枚一枚作った和紙で包装されて販売されている。

栃木市日光市

 

 

食堂

 

286

180

たびや食堂

 


中禅寺湖畔で出合った絶品のニジマス定食

 

日光市中宮祠2478。東武・JR日光駅下車。駅前バス乗り場で湯本行きバスで「遊覧船発着所」バス停下車、120号国道湖畔沿いすぐ、のれんが目印。営業時間午前9時〜午後4時ごろ。定休不定(12〜3月は日曜定休)。

電:0288・55・0244。

 

★たびやのご主人と自慢のヒメマス→こちら

 

夏場にはまぼろしのヒメマス定食を食べることのできる食堂。運が良ければ中禅寺湖漁師のおやじさんが釣ってきたヒメマスにありつけるが、かずが限られるから、自分1人で独占せずはじめてのひとに譲って味わってもらおう。通常は、これもおいしいニジマス定食。ていねいにさばき、下味をつけバターでじっくりと焼き上げるムニエルの料理の仕方がもう最高!

冬場はこれも投網で取るワカサギのフライがあるそうだ(未体験だがうまいことまちがいない。食いたい!)。

このほか、釣りキチたちが推奨するカツ丼やラーメンもうまいのだという。店内には、おやじさんが釣り上げた巨大イワナやヤマメ、ヒメマス、湖に生息する鱒科の魚たちの綺麗なはく製が飾られている。

       
       
       

あなろびまっぷ

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