味探検食単随筆 魚食論その2


川辺川巨大下りアユを食す

熊本県球磨川上流川辺川の川漁師さんYさんから送られてきた30cm前後のそりゃー馬鹿でかい下りアユを料理した。―エッセイ準備中


写真1 エッセイ準備中のため

とりあえずまずアユの写真とメモだけ掲載しておきます。みず氷のケースに入れて12匹贈られてきた。最長30センチ強もあった。

写真2 串にさしザルにのせてスナップ

写真3 串を刺せるように植木鉢台を利用し、真中に七輪を置き、ジュラルミン(アルミ?)の板を円筒形にして被せて塩焼きにする。遠赤外効果と反射熱をつかってなかなかうまく焼けた。

 

○MANAメモ……七輪と円筒形に丸めた反射金属板と金網の組み合わせで、サカナ焼き装置を即席でつくったが、竹串の先端をレンガで留めたのだが、不安定でバランスが崩れると串が倒れてしまう。この仕組みを簡単に図示したのが<図A>。つたない絵だが、なんとかご理解頂けるとおもう。

 竹串を安定させるために、そのときアイデアはあったが面倒くさかったのと、装置などどうでもよいから早くアユを食いたいという要請が強く、あれこれ細工などできなかった。竹串を安定させるには、いろりの灰を七輪の回りにもってくればよいわけで、砂をいれた広口で浅めの植木バチを、七輪台としておけば、うまくいくとおもう。

 <図B>は、その模式図で、この砂で、サカナから染み出た脂や水分を受ければよいから、汚れずにすむ。なお、竹串は、55〜60センチぐらいの長さはほしい。ぼくのてもとには、湯沢の友人が作ってくれた竹串が20本ほどあるが、こんなときもあろうかと山小屋から家に持ち帰っていたものだ。優れものの竹串だ<図C>。

これならサンマでも、サバでも焼けそうである。

 それと、この装置というか、しかけは、べつにぼくの創案になるものというわけではなく、釣り好きの友人の家のベランダで、イワナを焼く時の手製の装置をぼくなりに工夫して作り変えたものである。

2003年8月23日

(MANA)

 

魚食論その3―魚焼き装置“IRORI”を開発しよう


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