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味探検 江戸前・街道シリーズについて

 


味探検記事一覧から選ぶ街道・エリアから探す料理・味名種類から探す味の素材名から探す     食単随筆

 

東京新聞木曜朝刊に連載 してきた「味探検」は、1997・平成9年1月から首都圏情報「ゆめぽっけ」の新企画の一つとしてスタートし、2005年で通算400回を突破しました (9月末で連載終了)。当初1年間は「江戸前」をテーマに東京湾岸を三浦市観音崎から千葉県富津岬まで52回掲載。東京ベイエリアの水際ぞいに江戸前の味を中心に取材しました。

 

1998年2月からは「街道シリーズ」として旧街道沿いの味探しに、日本橋を基点に東海道を歩き、小田原で一区切りし、東海道の旧旧道(箱根の関所が置かれる前の古東海道)足柄峠から旧矢倉沢往還(大山街道。現246号国道)を松田、厚木、町田まで歩き、横浜と八王子を結ぶ絹の道」を町田から八王子まで下り、甲州街道を相模原から小仏峠を越えて八王子から日本橋まで歩きました。さらに引き続き、日本橋を基点に、中山道と日光御成り道を併行してぶらりとあちこち道草食いながらながら、東京から埼玉県北部(さいたま市、熊谷、秩父、本庄)の道沿いに出会った味を取材、群馬県倉賀野を経由して、日光例幣使街道から日光ヘの旅も一段落させました。

 

さらに国道246号線、江戸時代には庶民の信仰の道であった大山道沿いに味探検 では、三宅坂をスタートし、赤坂見附、青山、渋谷から三軒茶屋、用賀、世田谷二子玉川を基線に、豪徳寺や経堂、祖師谷や大蔵、成城学園などの甲州街道をつなぐ鎌倉街道や滝坂道などの古い道沿いに横道にずれながら、取材を しました。その後、鎌倉街道海の道を、鎌倉から横須賀をへてフェリーで東京湾を横断し、千葉側に渡り、金谷→木更津、利根川沿いに茨城県鹿島神宮詣でと天然ウナギの里を訪ね、奥州古街道(水戸街道)を千葉県内のいくつかのバリエーションを辿りながら浅草まで辿りました。

 

詳しくは「街道・エリアから選ぶ」で歩いてきた足跡をチェックしていただくとして、味選びにはつぎの5つの原則を守ってきました。

 

  1 探索行動は自分の足か自転車(電車の移動とバスは許す)で。

  2 原則として味ガイドブックは参考としない。

  3 地域に溶け込んで熱のこもった味づくりの姿勢を最大評価とする。

  4 料理を構成する素材の旬性や地域性を大切にする。

  5 新聞・雑誌・HPに公表する前にかならず最低1度は覆面味探検をする。

 

したがって、マスコミに何度も紹介される有名店であろうが、無名店であろうが、歩く速度で地元での評判や地元在住の友人の情報を集めながら、探検者の心をグッとつかんだ味を紹介することにしています。まあ、ぼくの独善的な味の価値観と直感とが選ばせたもので、ご批判は甘んじて受けるつもりです。しかし、一つだけ、探検者の味の価値観は、うまい、まずいという味覚のほかに、作り手の味づくりの姿勢や、地元ととけこんだ歴史の積み重ねといった味覚の回りを包みこんでいる部分の評価のウエートを高くしてきたことをご了承ください。

 

このような選び方の利点は、店の名前とか料理のジャンルにとらわれない、その場所にしかない、その時にしか味わえない味との遭遇を経験する確率がとても高いということがあります。ぼくにとっては、こうした味や人との出会いこそが「味探検」の名前通りの中身になっていると思います。味探検の条件をクリアすれば、けっこう合格点以上の味は出ているものなのです。

 

東京新聞「味探検」の記事は、毎週木曜掲載後、東京新聞のHP (首都圏ゆめぽっけ)に載りましたが、現在では昔の記録は見ることが出来ません。もうひとつ、開始後の「江戸前」分についてはNTT東日本の東京版HP(2002年3月末で頁消滅のため、MANAしんぶんの本文に 一部再褐)で掲載されました。記事の一覧の整理と一部記事の紹介など、今後、MANAしんぶんサイトで公開していくつもりです。

 

掲載してきた記事は新聞 掲載(取材)時の情報で、時節の経緯を考慮して価格が省かれている場合がありますが、1人にするとお酒を除いて1回1000円〜3000円ぐらいまでの範囲の料金で味探検を追体験できるような価格帯の味・メニューの選び方をしてきたつもりです(原則的にです。コース料理や料亭や高級ずし探検と称してときどきちょっと贅沢な味体験も企ててきましたが、それでも5000〜1万円の範囲くらいです)。

 

また、1回60行前後の新聞掲載記事では触れることのできなかった、その味のこと、周辺で探検した忘れがたき味情報や、食にちなむ引用文献の出典、その後の新しい内容(店・味のその後の変化)についても確認できている部分については修正点を書いておきました。そして、ぼくの勉強不足ゆえの記載内容の誤りを読者から指摘されたり、あとで気付いたりしたものについても、この「味」の該当箇所にその旨を記してあります。

 

歩きながら出会った、掲載記事以外の忘れがたい情報がたくさんあります。その味や味をめぐる道沿いの話題については、「」の他の検索項目で探してください。

 

味は無数の組み合わせから生まれ、また次の味を生みますから、結果的に味を選ぶひとの好み、価値観、経験によって、またさまざまな味との出会いも生まれます。こんな味、あんな味、ぼくが出会った一例です。好みが合う人もいれば、こんなものなにがいいの、とさまざまの意見があるのがあたりまえです。ほんの参考程度のものとしてご利用いただければと思います。ゴマンとある味情報のなかから、たまたまぼくの記事がもとで紹介した味を「ツル」のご縁をもちまして追体験していただけるようなことがあるのならば、こんな光栄なことはございません。


 

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