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最新刊ご案内!! 2006年 6月28日完成、好評発売中!!

――おさかな大好きな人たちのネット上のコミュニケーションサイトfishml(フィッシュ・エムエル)で好評連載の

「くりさんの水産雑学コラム」が連載100回を区切りに単行本となりました。――

目次と内容をみたい


 

奥谷喬司さん(日本貝類学会会長)

すいせんの言葉

《目から鱗》、必ず知的な喜びに浸れる書物。本書は氏一流の諧謔から雑学と称しているが、けっして「雑学」の書なのではない。水産とは、元来、人間の食欲と狩猟本能・嗜好・生物学・技術・経済・伝統・社会などが混然とからみあう分野、水産という先入観にとらわれず、広い分野の方に薦めたい!!


 

家辺敏雄さん(インターネットサイト「お魚情報館」、メーリングリスト「fishml」主宰/管理人)の

 

“fishml”(フィッシュ・エムエル)は“水産雑学コラム”とともに

 


表紙デザイン:石川勝一

表紙カバー写真:ガラス工芸作家・水吉郁子さんのパウダーヒュージング技法による「魚のランプシリーズ」より。

MANAしんぶんの紹介記事

http://www.manabook.jp/hama15mizuyoshi-glassfish.htm

から水吉さんの活動を知る事ができます.

おさかな≠観るのも、採るのも、食べるのも大好きな人たちに「きっと“目から鱗”、必ず知的な喜びに浸れる書物である事は疑いを入れない」(著者と同級で日本貝類学会会長の奥谷喬司さんの「すいせんの言葉」より)


栗原伸夫・著

くりさんの

水産雑学コラム100

 

◇A5判・並製・カバーカラー・624頁・本体価格3000円+税(送料別)


本書はどんな本でしょう??

こんな本です―おさかな・水産の知恵袋

○…本書の著者栗原さんは、1932年生まれ、東京水産大学水産学部増殖学科を卒業されて以来、長野県・神奈川県の水産試験場や県水産部署で、研究・行政をずっと担当され、仕事の現場を離れたあと、がぜん奮起、インターネットサイト「水産雑学コラム」を立ち上げ、1ヶ月に1回更新のペースで、洒脱、博覧キョウキにして、わかりやすくしかも面白い“おさかな”“水産”百科にわたるエッセイを書き続けました。 [おさかなのエンサイクロペディアなんですねえ

○……古事記日本書紀の日本の古代史から、神様仏様お経の来世世界から海の環境や不思議な海や川の生き物達と蒲鉾やマヨネーズの食べもの現世世界にいたるまで書き込まれております。 [どのページにマヨネーズの薀蓄がもぐりこんでいるのかなあ !、ア!こんなところに

○♪遠くちらちら灯りがゆれる〜♪アレは言問こちらを見れば〜♪だれを待乳のもやい舟〜♪月に一声雁が鳴く秋の夜更けの吾妻橋〜〜♪〜ネンピカンノンリキ、ト ウジンダンダンネ〜♪♪ 美空ひばりも歌った三門博の往年の大ヒットソング「唄入り観音経」。なぜか、この唄の思想的時代的背景が、ハマグリの生態と文化史的な記述となって展開する。そして、栗原節の真骨頂が歴史を作り出し、食べものを作り出してきた人間への賛歌である。1話には数人の生物と人間との関わりがあや織りのように組み込まれています。 [美空さんと浪曲と観音経とハマグリ、驚きの関係が?!!

○…このコラムエッセイは友人知人のワクを広げ、fishml(フィッシュ・エムエル)というおさかな大好き人間に広く知れ渡っているコミュニケーションサイトのメーリングリストを通じて、老若男女年齢を問わずにくりさんファンを増やしていきました。 [fishml(フィッシュ・エムエル)に入ってお魚の薀蓄を傾けよう、くりさんともお話ができるよ!!http://www.fishml.com/]

お手元にぜひおいてご利用下さい

○…そのエッセイと呼ぶには情報量も知識も満載の文章が100話となり、くりさんの雑学コラムファンの文字で読みたい、本にして手元においておきたいという要望に応えて、1冊の単行本として、ここに完成を致しました。 各話には、写真図などが豊富に掲載され、内容のわかりやすさと楽しさをアップさせています.

○……なんと、総ページ数は600ページを超えてしまいました。その情報量の多さを活用すべく、巻末のキーワード索引(事項・魚貝水産動物名・参考書名・人名)約1900項目によって“おさかな・すいさん知恵袋”として利用できるようになっております。くりさんファンならずとも、魚貝水棲動物好き、海の好きなかたがたにお手元においていただければと願っております。先ずは、 手にとってごろうじろ……、ご一読いただきたくお願い申し上げまする。(編集お助け人MANAより)

 

著者はこんな人です―栗原伸夫さん(くりはら・のぶお)昭和7(1932)年生。昭和291954)年東京水産大学水産学部増殖学科卒、同年長野県技術吏員となり、水産指導所(明科)勤務。長野県特産課水産係を経て長野県水産指導所諏訪支所(S3343)勤務。昭和431968)年4月神奈川県吏員となり、水産課で漁業調整業務を担当の後、水産試験場に勤務。昭和631988)年 神奈川県水産試験場長、兼・栽培漁業センター所長。平成2(1990)年神奈川県退職。同年以降神奈川県漁業信用基金協会専務理事(H29)、漁業信用基金中央会理事(H49)、神奈川県内水面漁業管理委員会委員(H48)、農林漁業信用基金運営審議会委員(H89)を歴任。平成9(1997)年10月インターネット上にホームページを開設「くりさんの雑学コラム」他記事を搭載現在に至る。「くりさんの雑学コラムサイト」は→http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurisan/ からは入れます。

クリさんの水産雑学コラム100 栗原伸夫著

目  次

すいせんのことば(奥谷喬司)

はしがき(著者)

第1(初話〜20話)

初話……横浜の魚 (平成9年10月)

2話……地震とアジ (平成9年11月)

3話……空気で網起こし (平成9年12月)

4話……(財)相模湾水産振興事業団 (平成10年1月)

5話……ニジマスの里帰り (平成10年2月)

6話…一都三県漁海況速報 (平成10年3月)

7話……ワカサギの移殖 (平成10年4月)

8話……コイの給餌率 (平成10年5月)

9話……相模丸の殉難 (平成10年6月)

10話……しんかい2000とシロウリガイ (平成10年7月)

11話……黒潮と浮魚礁 (平成10年8月)

12話……城ヶ島大橋と見返り資金 (平成10年9月)

13話……パーシャルフリージング (平成10年10月)

14話……10月10日はマグロの日 (平成10年11月)

15話……タイタニック号とキャビア (平成10年12月)

16話……神奈川県の栽培漁業 (平成11年1月)

17話……消えた石油蛋白 (平成11年2月)

18話……急潮と定置網 (平成11年3月)

19話……千曲川サケ復活作戦 (平成11年4月)

20話……ウナギの産卵場 (平成11年5月)

第2(21話〜40話)

21話……大鮎とコアユ (平成11年6月)

22話……マダイの標識 (平成11年7月)話

23話……サバの「はねつり」と「たもすくい」 (平成11年8月)

24話……日本型の食生活 (平成11年9月)

25話……アワビの寝床 (平成11年10月)

26話……シャコの巣穴 (平成11年11月)

27話……カイダコの謎 (平成11年12月)

28話……カルシウムの効用 (平成12年1月)

29話……しらすとたたみいわし (平成12年2月)

30話……相模湾のカタクチシラス (平成12年3月)

31話……海からの贈り物「EPAとDHA」 (平成12年4月)

32話……弥生時代のタコ壺 (平成12年5月)

33話……芦ノ湖のブラックバス (平成12年6月)

34話……アユのなわばり (平成12年7月)

35話……海区漁業調整委員の選挙 (平成12年8月)

36話……谷崎正生さんとニジマス (平成12年9月)

37話……海苔と浅草 (平成12年10月)

38話……海藻の森をつくる (平成12年11月)

39話……真鶴半島の魚つき林 (平成12年12月)

40話……諏訪湖のスス水と内湾の青潮 (平成13年1月)

第3(41話〜61話)

41話……九十九里浜のイワシ漁 (平成13年2月)

42話……キンメダイの誕生日 (平成13年3月)

43話……鰹(かつお)の食文化史(前編) (平成13年4月)

44話……鰹(かつお)の食文化史(後編) (平成13年5月)

45話……マグロの食文化 (平成13年6月)

46話……ペヘレイの移殖 (平成13年7月)

47話……魚の目(魚眼)と光 (平成13年8月)

48話……漁業無線 (平成13年9月)

49話……米魚両全策 (平成13年10月)

50話……魚道の研究史 (平成13年11月)

51話……コイの咽頭歯 (平成13年12月)

 


52話……諏訪湖の結氷と漁法 (平成14年1月)

53話……漁業の民主化 (平成14年2月)

54話……第五福竜丸の生涯 (平成14年3月)

55話……十和田湖のヒメマス (平成14年4月)

56話……産卵数と習性 (平成14年5月)

57話……イセエビの子供 (平成14年6月)

58話……キンギョの作出 (平成14年7月)

59話……コンブの移植 (平成14年8月)

60話……養魚飼料開発人物伝(1) (平成14年9月)

61話……養魚飼料開発人物伝(2) (平成14年10月)

第4(62話〜80話)

62話……海の境界 (平成14年11月)

63話……遊漁事情 (平成14年12月)

64話……海洋深層水 (平成15年 1月)

65話……シナノユキマス(信濃雪鱒) (平成15年2月)

66話……マアナゴの資源管理 (平成15年3月)

67話……ウニの変態 (平成15年4月)

68話……さかなの名前 (平成15年5月)

69話……無効分散(死滅回遊) (平成15年6月)

70話……魚の食中毒 (平成15年7月)

71話……東京水産大学寄付講座 (平成15年8月)

72話……ハマグリの蜃気楼 (平成15年9月)

73話……アマモを増やす (平成15年10月)

74話……勇魚・久知良・鯨 (平成15年11月)

75話……練習船快鷹丸の遭難 (平成15年12月)

76話……竹輪と蒲鉾 (平成16年1月)

77話……ニシンと数の子 (平成16年2月)

78話……ヒラメとカレイ (平成16年3月)

79話……イルカ漁 (平成16年4月)

80話……貝殻節考 (平成16年 5月)

第5(81話〜100話) 号外その1〜3

81話……瓢箪鯰 (平成16年6月)

82話……水産缶詰の製造 (平成16年7月)

83話……サツキマスの誕生 (平成16年8月)

84話……ミヤコタナゴを守る (平成16年9月)

85話……黒潮の大蛇行 (平成16年10月)

86話……サバの食文化史 (平成16年11月)

87話……秋刀魚はサンマ (平成16年12月)

88話……サンマを観せる (平成17年1月)

89話……ホタルイカは何故光る (平成17年2月)

90話……燕の子安貝 (平成17年3月)

91話……泥鰌はどぜう (平成17年4月)

92話……家康公と魚市場 (平成17年5月)

93話……チョウチンアンコウの深海生活 (平成17年6月)

94話……魚を載せた二枚貝 (平成17年7月)

95話……クロダイの性転換 (平成17年8月)

96話……トビウオの飛翔力 (平成17年9月)

97話……タチウオ・太刀魚・立ち魚 (平成17年10月)

98話……シオミズツボワムシの培養 (平成17年11月)

99話……トゲウオの巣造り (平成17年12月)

100話……マグロの完全養殖 (平成18年1月)

 

☆号外その1 海南神社の「新肴場」灯籠 (平成17年2月)

☆号外その2 富士山と浪の花と押し送り船 (平成17年7月)

☆号外その3 「fishml(フィッシュ・エムエル)」は「水産雑学コラム」とともに 家辺敏雄

キーワード索引(事項・魚貝水棲動物名・参考書名・人名)

あとがき

 

ISBN4-944114-09-5 C0062 Y3000E

定価[本体3000円+税](送料別)

◇A5判・並製・カバーカラー・624頁


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