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味探検 東海道を歩く 

日本橋→小田原


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○東海道の旧道歩きと味探検について

 

東海道B あなろびまっぷエリア 

 

2 川ア→鶴見→生麦 kawasaki turumi tsurumi namamugi     

エリア

味の種類

店名・タイトル

住所と場所概略

 

味の種類とコメント

 

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(最終探検日)

川ア大師

蛤鍋(はまなべ)

enomoto

hamanabe

日本料理・料亭

恵の本(えのもと)

地物にこだわる蛤なべ、おかみのきっぷも江戸前

川崎市川崎区大師本町9ノ12。京浜急行線大師駅から表参道左手。徒歩4分。
(電)044・288・2294。すしカウンター7席、テーブル8席。 座敷6室、大中広間2室約200人。
営業時間 前11時−後10時(日祝日8時ごろまで)。
定休・木曜。

川崎大師参道で330年続く老舗の名物は地ハマグリを使ったハマなべ。きっぷのいい女将のことを聞いて、ハマ鍋もさることながら、どんな女将なのか楽しみだった。子供のころから大師の参道で商売人たちの呼びこみや、地元の古謡などを一度聞くとすぐ記憶する名人であったという。うまくすれば、こうした女将の名節回しを聞くことができるかもしれない。

●「名物女将とハマ鍋について」はこちらへ

(1998.5.7)

川崎市

ゴーヤーチャンプルー

 

nutibana

nuchibana

go-ya

gouya-

沖縄料理

ぬちばな

沖縄と川アの古い交流を物語る沖縄芸能と食文化

川崎市川崎区中島2ノ3ノ2。JR東海道線川崎駅前から浮島町か埠頭町行き市バスで労働会館前下車、富士見通り1つ目の信号右折、沖縄県人会館1階。
(電)044・200・8330。テーブル・座敷計30人。
営業時間 前11時半−後10時。
定休・水曜。

この店で薦めてくれたゴーヤーサワーを何杯もお代わりし、飲みすぎて帰りの電車で乗り過ごして目がさめたら大宮だった。

 住宅地の一角にある沖縄労働文化会館という3階建ビルの1階。川ア中島地区は沖縄県人が多く住むところで、近くの豆腐屋さんも沖縄豆腐を作っていた。「チャンプルーにはこの豆腐じゃなけりゃ」という大きく固めの豆腐だった。記事に川ア駅前にある「石敢當(いしがんとう)」のことを書いた。(1998.5.14)

●「川ア市と沖縄料理について」は、こちら

●「石敢當(いしがんとう)について」は、こちら

●川崎宿「万年屋」については、こちら

 

川崎市

焼肉

美星屋(みぼしや)

川ア新名所コリアタウン、自慢のおふくろの味

mibosiya

miboshiya

koreatown

koriataun

川崎市川崎区浜町4ノ16ノ21。JR東海道線川崎駅前から三井埠頭行き臨巻バスで大島四つ角下車3分。コリアタウンゲートをくぐり300メートル左手。
(電)044・333・8437。テーブル・座敷計70人。
営業時間 後5時−後11時。
定休・第2、4水曜。

コリアタウンのある川崎区浜町3丁目と4丁目の真中をとおる通りは、地元では通称「セメント通り」と呼ばれる。京浜工業地帯が大発展を遂げる前史となった明治後期以降川アの産業育成をリードした浅野セメント(現第一セメント)本社工場の正門につながる通りだった。東海道のような古い街道沿いではなく、近代の歴史の足跡を現代に残す「新しい道」沿いにも人と食のドラマはある。(1998.5.21)

リンク⇒桜本コリアタウン

鶴見

よねまんじゅう(米饅頭)

和菓子

清月(せいげつ)

 

現代によみがえった『よねまんじゅう』

seigetu,seigetsu

yonemanjuu

 

横浜市鶴見区鶴見中央4ノ28ノ18。JR京浜東北線鶴見駅東口下車。
駅前大通りを直進し、京浜急行線ガ―ドをくぐったすぐ左側。徒歩3分。地方発送も可。
(電)045・501・2877。営業時間前9時半−午後7時半。定休日曜。

東海道の道中歌「鶴と亀との米饅頭」にちなむまんじゅうを、文献や甘味研究から復元販売。首都圏の甘味情報やとくに饅頭・粉食について?があったときには、ぼくはこの店のご主人にうかがうことにしている。(1998.6.4)

ご主人田村ひろじさんには『甘味歳時記 お菓子俳句サロン』という楽しい本がある

生麦

やきとり

居酒屋 国道下

okudousita

kokudo-sita

kokudoosita

turumisenkokudoueki

tsurumisen

安い!人情あふれるガード下のやきとり屋さん

横浜市鶴見区生麦5ノ12ノ14。JR鶴見駅国道駅下車。ガード下。カウンター8席。テーブル4席。焼き鳥の持ち帰りもできる。
(電)045・503・1078。
営業時間午後4時−10時半。定休・日祝日。

現代に取り残された過去の栄華の歴史を背負った廃墟にはどことなしにせつなく、哀愁を感じさせ、ときにそのような景観を目にするとホロリとしてしまう。街道歩き中最大ともいっていい異様空間が鶴見線のガード下にある無人の「国道」駅周辺だ。説明はすまい。まずは、その場に立ってみたまえ。ただきたないだけの場所と感じるならば、そのときは「無駄な時間を使わせて悪かったね」と、ただそれだけのことさ。(1998.6.4)

☆⇒鶴見線国道駅(神奈新ふるさとガイド)

生麦

天ぷら

天金

 

tenkin

syakonotume

syakonotsume

漁師の精と根の結晶、シャコ足の爪肉の味

 横浜市鶴見区生麦5ノ12ノ2。JR鶴見駅から鶴見線一つ目の国道駅下車。生麦魚河岸通りに出てすぐ右手。カウンター10席。テーブル−20席。座敷4部屋。
(電)045・521・5895。
営業時間午前11時−午後9時オーダーストップ。定休第1・3日曜。

生麦魚河岸通りは、どことなしに、東南アジアやインドの海や川沿いの市場の雰囲気が漂う。各地の漁港のある市場ともまた違って、旧街道沿いに自然発生的にできた漁村と商店街とが一体となった市場の原型なのだろう。ここには、大正年間から使いつづけているという古いスタイルのアナゴのイケスであるとか、貝類のムキ身専門業者がいまでも営々と仕事を続けている。(1998.6.18)

●生麦魚河岸通りの歴史こちら

●シャコの爪の肉の話はこちら

生麦市場

天ぷらラーメン

神幸ラーメン

市場名物天ぷらのせラーメン

味探検江戸前シリーズ連載第9回

横浜市鶴見区生麦5ノ24ノ9。JR鶴見線国道駅下車3分。駅前の魚河岸通り中ほど。または京浜急行線花月園前駅から徒歩7分。電話045・521・6859。午前7時半〜11時半。定休・日祝日、第2・4水曜。

生麦魚河岸通りは、貝やアナゴの専門の販売業者が多いのが特徴で、お寿司屋さんやツウの料理人が買いつける市場。市場を歩いていてふと見つけた、この風変わりなラーメン屋さん。早朝の買い付けが終わって小腹が空いたときに食べてみると、この雰囲気と味がマッチしてなんともいえない満足感が残るのだから不思議だ。天ぷらとラーメンの組み合わせは、こういう市場の空気があってはじめて成立するので、間違っても他の場所でやらないでほしいと願う。(1997.3.27)

生麦

神田屋

kandaya

生麦事件の資料展示、酒の歴史館も併設

横浜市鶴見区生麦1ノ11ノ20。京浜急行線生麦駅下車。ガード左折商店街を通り第1京浜信号手前右折、50メートル右手レンガの家。
(電)045・503・3710。
開館時間午前9時−後5時ごろ。特定休館日はないが、私設資料館のため事前連絡の要あり。

生麦事件資料館と、酒の歴史館の2つの私設ミュージアムを主宰している。(1998.7.2)

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