味探検―料理種類から選ぶ―料理や店のジャンルから選ぶ
日本料理・割烹・料亭(丼ものや一般和食は食堂へ) 0322
エリア 味の種類 |
店名・タイトル |
住所と場所概略
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味の種類とコメント
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(最終探検日) |
深川
じゃがまん・穴子柳川もどき |
「弥吉」
心も温まる下町の料理人の味 |
江東区牡丹3ノ5ノ1。地下鉄東西線門前仲町駅下車。2番出口から永代通りを右に50m、lつ目の信号を右折、巴橋を渡り信号を越えて5軒目。駅から徒歩5分。カウンター10席。 (電)03・3630・5089。 午後5―10時。日曜定休。 |
(1997.2.20) |
築地
季節の魚貝料理
21 |
恭川(やすかわ)
夏は房州アワビだ |
中央区築地7−16−5。営団地下鉄築地駅から徒歩7分。晴海通りかちどき橋手前を左折100メートル先左。カウンター7席、座敷2部屋17人。 電話03・3544・0123。 営業時間昼11時半〜1時。夜5時半−8時半。定休日は日祝日・第2土曜。 |
コース料理は1万円〜とちょっと値段は張るが河岸の仲卸業者が実家のため季節の魚貝類をとことんおいしくいただける。昼40食限定の弁当(1600円)がねらいめ。(1997.6.19) |
横浜金沢八景
江戸前小柴の魚貝料理 |
「桔梗亭」
氷できりりとしめたスズキの洗い |
横浜市金沢区柴347−9。京浜急行線金沢八景駅下車。新交通シーサイドライン海の公園柴口駅下車。柴漁港方向へ500メートル、漁港入り口の向かい左折、50メートル。1階テーブル20席、2階3部屋36席。 (電)045・785・0901 昼11時半―2時半、夜5時―9時半。定休・祝日除く月曜。 |
(1997.7.24) |
君津
魚がうまい |
瓠(ひさご)
海の幸ずらり、料理の鉄人はもと製鉄マン |
千葉県君津市東坂田2ノ8ノ13。JR外房線君津駅下車北口を出てイトーヨーカドー角を曲がり、同店正面入り口から右に50メートル。徒歩3分。カウンター6席、あがり8席。座敷8席。 (電)0439・55・2228 営業時間後5時―12時。定休日曜。 |
江戸前の魚貝料理を手ごろな値段で楽しめる。脱サラ夫婦のアットホームな雰囲気がいい。(1997.12.11) |
勝どき
生ゆば葛あんかけ |
「かねます」
病みつきになる逸品、粋な立ちのみ割烹 記事:ブログ版味探検 |
中央区勝どき1−8−3。銀座・築地方面から都営バスで勝どき2丁目下車。 2丁目交差点の勝鬨橋側角。カウンター立ち席のみ20人ほど。 (電)03・3531・8611 営業時間後4時−8時。定休・日祝日。 |
立ち飲みの店だが、料理の質がすごい。蒸し、煮、焼く、当然刺し身もみなうまい。ぼくはからすみ風のハゼ子の塩からやキャビアにイクラなど魚卵づくしを蒸したユリ根の上にのせて出される「ゆりね」をみて、食べてウナッテしまった。立ち飲み割烹の評判が立つのも納得した
(1997.12.25) |
三浦三崎
三浦の魚貝類 |
「あさ彦」
『マタギ』がくれた旬のキンメダイやマツワサバ |
神奈川県三浦市三崎町小網代1255。京浜急行線三崎口下車。油壷行きバスで終点一つ前の新井館前で下車、100m先右折。カウンター10席、座敷25席。 (電)0468・82・6925 営業時間前11時―後2時、後5時−10時(土日フルタイム)定休月曜。 |
東京からここに出向くときは今ごろは何がいちばんおいしいかとご主人に確認してから予約して出かけると楽しみが倍増だ。何人かで出かけてもりもりと何種類もの刺身や料理を注文するのがよい。
三浦だからマグロと考えるのは早計。マグロなんてどこでだって食べられる。三崎にいくのなら地物のタコやサバ、マダイ、キンメダイやサザエなど貝類が獲れるのだから、これを食べない手はない。(1998.1.22) |
八重洲
幕末懐石 |
「割烹嶋村」
江戸城料理番の味が『幕末懐石』として現代に |
中央区八重洲1ノ8ノ6。地下鉄日本橋駅下車。丸善の信号を渡り2本目を右折、日本橋仲通りを越した左手。カウンター・テーブル20席、座敷5部屋。 (電)03・3271・9963。 営業時間ll時半−後2時(土曜1時半)、後4時半―10時半(土9時半)。定休・日祝日 |
京都風の味付けと異なり、江戸時代の江戸料理の味付けはしっかりと濃い目の味付けだったと、前記「八百善」の場合も、嶋村の場合も料理長は説明している。88年掲載時の記事に書いた期日限定企画は、好評のため、現在は、毎週土曜として継続しているとのこと。予約の場合には人数等がそろえば通常日でも可能のため要連絡。(1998.2.12) |
川ア大師
蛤鍋(はまなべ)
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地物にこだわる蛤なべ、おかみのきっぷも江戸前 |
川崎市川崎区大師本町9ノ12。京浜急行線大師駅から表参道左手。徒歩4分。 (電)044・288・2294。すしカウンター7席、テーブル8席。 座敷6室、大中広間2室約200人。 営業時間 前11時−後10時(日祝日8時ごろまで)。 定休・木曜。 |
日本料理と寿司の店で、川崎大師参道で330年続く老舗の名物は小柴のハマグリを使ったハマなべ。地元の友人からじつにきっぷのいい女将のことを聞いて、ハマ鍋もさることながら、どんな女将なのか楽しみだった。子供のころから大師の参道で元気のいい商売人たちの呼びこみや、地元に伝わる民謡などを一度聞くとすぐ記憶する名人であったという。うまくすれば、こうした女将の名節回しを聞くことができるかもしれない。記事以外の名物女将についてはこちらへ(1998.5.7) |
横浜・神奈川台町
料亭の味 |
宿場一の老舗割烹料亭『気軽に味わって』 |
横浜市神奈川区台町11ノ1。京浜急行線神奈川駅下車。青木橋を渡り横浜方向線路沿いに20メートル先右折。旧東海道に入り坂の途中左手。 (電)045・311・2621。 座敷7室、l人〜60人まで。要予約。 営業時間午前11時半〜午後10時半。定休・日祝日。 |
江戸時代から同じ場所で存在しつづけることだけでもすごい。ちょっとランチにしては値段が高いが、東海道旧街道歩きの記念として立ち寄るのも趣向かもしれない。(1998.7.9) |
小田原
天丼と刺し身定食 |
老舗食堂
大衆割烹がお手ごろ価格 季節の一品料理も豊富
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神奈川県小田原市本町2ノ1ノ30。JR東海道線小田原駅東口下車、駅前通り徒歩7分の市民会館前。 (電)0465・22・4128。 本店食堂110席、座敷200人、別館31席。営業時間本店食堂午前11時〜午後7時40分。定休月1回不定期。 |
「うちは料亭・すしも営業していますが、お客さまに気軽に楽しんでもらえる食堂部門が顔なんですよ」と話す主人のとおり、この店は大正ロマンの香り漂う和洋折衷建築の大食堂での魚定食や天丼の食事が楽しい。ニの宮沖合に大型定置網を経営するあみもとでもあるから魚がおいしいのは言うまでもない。(1999.4.8) |
松田町
山菜・キノコ |
アジサイ咲く山里で今が旬の山菜づくし
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神奈川県足柄上郡松田町松田惣領3333小田急線新松田駅駅下車。西丹沢行きバスで根石停留所下車。店名のぼり目印に徒歩5分。 |
山菜・タケノコ・きのこに、八丁ヤマメの仙人の作るヤマメ料理もある。ご主人が、季節の山里の幸を採取して食べさせてくれる。週末だけ開店する店だが、いまどきこんな店があったのかと新鮮な驚きを抱くだろう。ご主人が作るアケビのツルの籠や木材から彫ったコネ鉢なども買える。事前連絡して車が便利。(1999.6.3) |
鎌倉
九椀菜 |
精進料理
門前(もんぜん) 質素豪胆な鎌倉流『ひなび』の精進料理の世界 |
鎌倉市山ノ内407。JR横須賀線北鎌倉駅下車。駅前鎌倉街道を左に50m。徒歩2分。1階イス30席、5部屋50席。2階250席。 |
円覚寺白雲庵のご住職と、同寺御用達の門前の店の方から精進とは、円覚寺派の修業と食についてお話をうかがった。精進の基礎の食の風景をこの店では味わうことができる。(1998.12.17) |
江の島
地魚料理 |
定食
魚介の宝庫江の島で豪快『イセエビ定食』
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藤沢市江の島1ノ4ノ19。 電話0466-26-4701 営業時間午前11時〜午後7時30分。定休火曜。 |
記事で紹介した「丸代商店」という鮮魚問屋直営店が丸代仙水。地元の鮮魚問屋として老舗で、磯料理がうまい。この問屋さんが持つ自然の岩礁をいかして作られた生け簀は、江戸時代相模湾の魚介を江戸に送る中継地として江の島が機能していたなごりとして、貴重。今では使用していないらしいが、昔のママ保存しているという。(1998.11.19) |
江の島
旅館と温泉 |
旅館
1日かけて島内の名所めぐりはいかが
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藤沢市江の島2の2の7。小田急江の島線片瀬江ノ島駅あるいは江ノ電江の島駅下車。江の島大橋を渡って大鳥居をくぐり参道右手。30部屋。 電話0466-26-4121 食事のみの利用時間は午前11時30分〜3時間。要予約。 |
言わずと知れた江の島の総別当職を務めた岩本院が旅館として現在まで続く老舗。旅館の食事としてはとくに目新しいものはないが、大正ロマニズム建築のローマ風呂や洞窟岩風呂はじつに雰囲気がよい。(1998.11.12) |
神田明神下
ちゃんこ鍋
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一の谷(いちのたに)
江戸風情の小粋な店は春夏秋冬ちゃんこ鍋 |
東京都千代田区外神田2ノ10ノ2。JR御茶ノ水駅東口から聖橋を渡り本郷通り右折、神田明神境内を通り、本殿前右側の男坂を下り、2本目の神田明神下中通を左折して右手。営業時間=午後5時30分〜11時。定休日=日曜祝日。全25席。 電話=03-3251-8500 |
高砂部屋のしこな「一の谷」さんが引退後ちゃんこ鍋の店を開く。神田明神下の江戸の風情が今も残る一角にいきな暖簾をかけ静かな雰囲気の居酒屋といった感じだ。
(2001.4.26) |
豊島区巣鴨
とろろ料理 231-138 |
とろろや
とげぬき地蔵にお参りし、トロロ飯で暑気払い |
東京都豊島区巣鴨3ノ37ノ6。JR巣鴨駅下車地蔵通り商店街、高岩寺境内のとげぬき地蔵左脇出口を出たすぐ前。営業午前11時半〜午後3時(日曜祝日、4・14・24日は午後4時半)。定休土曜。全36席。 電話=03-3940-1066。 |
地蔵通り商店街の有名店カレーうどんのK店の裏にひっそりと営業する店だが、知る人ぞ知るとろろ飯がおいしい店だ。表通りから引っ込んでいるだけ昼時でも穴場の食事スポット。山芋原料の焼酎がある。(2001.8.2) |
豊島区大塚
江戸前料理
64-味食2 |
江戸前料理の真髄を満喫する味数々
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東京都豊島区南大塚1ノ51ノ14。午後5時〜9時(オーダーストップ7時)。定休日=日曜祭日。要予約。1万5000〜のコース料理のみ。4月=ねぎまなべ。5月=木曽川川鱒。6月=郡上あゆ塩。9〜10月=松茸・落ちあゆ。10〜3月=蓬莱なべ。ふぐ。 |
鮨勝の前が「なべ家」。味食クラブ第2回「豆腐百珍の世界」で取材したご主人福田浩さんが、四季の味を厳選した素材を使い存分に味あわせてくれる。 (1998.4.23) |
北区王子
卵焼き
236-142 |
扇屋 おうぎや
江戸の歴史が詰まっているトロケそうな釜焼き玉子
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東京都北区岸町1ノ1ノ7。JR王子駅下車北口改札出て左方向(親水公園口)へ、線路沿いの道右折し1つめの角を左折すぐ左手、書店の右側階段を昇った2Fが入口。営業午前11時〜後7時オーダーストップ。定休月曜。 電話=03-3907-2567。 |
王子が江戸の幕府公設自然公園だったころからの老舗料亭。料理の味としてより、釜焼き卵焼きとはどんな卵料理なのか味わってみたかった。ひたすら甘く、卵焼きというよりお菓子に分類されるべき味だった。普通の厚焼き卵焼きも売っている。(2001.9.6) |
秩父郡荒川村
265-164 |
秩父いのしし亭
野趣あふれる鍋料理、季節の小鉢を添えて |
埼玉県秩父郡荒川村贄川563。秩父鉄道三峰口下車。徒歩30分。駅前からタクシーの便良し。
左記記事に記載 |
野趣あふれるイノシシ鍋と手作り精進系料理を、秩父の山里の1軒屋で、落ちついて食事をするというのもオツなものだ。 (2002.4.4)
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埼玉県 神泉村
味噌・しょう油・豆腐 野菜直売など
271-169
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味噌しょう油・豆腐・納豆+懐石
「水と有機農法が原点、醸造と豆腐食の世界」 |
埼玉県児玉郡神泉村下阿久原955。JR高崎線本庄駅南口、八高線丹荘駅下車。鬼石行きバス(1時間1本。40分)で鬼石から歩15分。関越道本庄児玉ICから30分。御用蔵売店年末年始除き無休。営業午前9時〜後5時。宅配可。(電)0274・52・7010 ヤマキ醸造HP⇒こちら
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○本庄のオーガニックな人々パート4である。 本庄の土地を、水と空気と人間と言う条件を選び山奥の神泉村に本社工場を移転してまった。同社ヤマキ醸造の木谷社長もまたスジがねいりのオーガニックな人間であった。これまで紹介した4人がみな本庄という土地から発していることの意味を、単に偶然とみたのでは面白くない。 ○広くは、本庄市周辺秩父や神泉村群馬県のコンニャクや野菜生産地にまである共通したある要因が存在したことを、後で知ることになる。 ○神流川沿いの有機の里づくりを始めた醸造メーカーの選択。月の第1・3週の金・土曜日にのみ本社工場に併設した茶室にてあの川口宗清尼による創作懐石料理が予約制で味わえる。 (2002.5.16) |
港区赤坂
和食
295 | 187
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あかさか・かかし 「美男横綱吉葉山好みのさっぱり味ちゃんこ鍋」 |
東京都港区赤坂2ノ13ノ21。地下鉄千代田線赤坂駅2番出口を赤坂通りに出て外堀通り方向に2本目の田町通りを右折し、和菓子店塩野の角の細道右折すぐ右手。営業時間午後5時〜11時30分。座敷60人。定休・日曜、祝日。(電)03・3583・4191。 |
ここのチャンコの特長はたっぷりのキャベツとアジのツミレや地鶏に魚介たっぷり。昔の「赤坂ちゃんこ」が改名出店 |
港区赤坂
和食惣菜・定食・居酒屋
293 | 186 |
「定番惣菜ずらり12品目“おふくろの味”コース」 |
東京都港区赤坂4ノ7ノ15。地下鉄銀座線赤坂見附駅A出口を出、青山通りを渋谷方向約200メートル先牛鳴坂(山脇学園通り)左折、坂上左手。営業昼午前11時30分〜午後1時30分、夜5時45分〜10時。38席。定休土、日、祝日。(電)03・3584・5345。 |
青山通りから牛鳴坂を上りきった左手にある隠れ家のような居酒屋を発見。昼は定食がうまい。 |
港区赤坂
料亭・割烹
300 | 191 |
こうえつ 「思いきって入った料亭"口が悦ぶ"店でした」 |
東京都港区赤坂2ノ5ノ15。地下鉄千代田線赤坂駅下車1出口を赤坂通りに出て山王下方向の田町通り交差点右折約100メートル先左手。「こしかけ」営業時間午後5時〜10時(バー部門は11時半)。定休土、日曜、祝日。(電)03・3585・0321。要予約。 |
一生に一度は高級料亭の敷居をまたいでみたかった。そんな思いを実現させた。料亭の中に和食の店と素敵なバーがある。 |
青梅市 懐石料理 − |
井中居 いちゅうきょ |
青梅市藤橋2−32。JR青梅線小作(おざく)駅よりタクシーで10分。営業昼食:午前11時30分〜午後3時。夜:午後5時〜8時。定休火曜日(祭日は営業)。 TEL:0428-30-1662
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かいせきコースのみ。4000円、6000円、8000円、1万円、13000円。6000円の「紅梅」コースを家族で食す。「長月紅梅懐石お献立」のメニューの用紙より。○「食前酒−自家製梅酒」○「前菜−菊花浸し湿地茸(シメジ)菊菜、白和え(香茸、枝豆、こんにゃく、人参)、新栗旨煮、紅鮭、馬鈴薯焼き、石川芋、花茗荷、田楽、セロリ当座煮」○「椀盛−小蕪と甘鯛、松茸、つる菜、すだち」○「造り−季節の魚刺身二種そえ野菜」○「焼き物替り−落ち鮎唐揚げ、ししとう、薬味・煎り出し汁」○「合肴−藷預豆腐、おくら、とんぶり、旨乃汁ゼリー針海苔」○「焚合−茄子オランダ煮、粟麩、湿地茸、水菜、生姜」○「酢の物−焼き舞茸おろし酢がけ、榎茸、法連草、ラディッシュ、天神」○「止椀−田舎みそ仕立て、葱椎茸」○「飯−松茸おこわせいろ蒸し、三つ葉、香の物3種」○「デザート−蒸し柿シャーベット、レモンゼリーブランデーヨーグルト、あられ」 旧庄屋の古い建築を利用した店で、値段相応のきちんとした料理をだしてくれた。と家族にも好評であった。 (2003年9月21日午後2時半より) 同店HP= |