味探検 江戸前シリーズ 13(東京新聞1997年4月24日首都圏情報 ゆめぽっけ掲載) |
千葉県富津・ホテル静養園(ほてるせいようえん) 簀立て遊びの醍醐味を満喫 |
東京で昔ながらの磯遊びができる所は少なくなってしまった。陰暦3月3日の大潮は、潮の干満差が大きくなる。今年は4月9日頃の正午、遠浅の海が干上がる。江戸の人々もこの日を磯開きとして、潮の干満にあわせた舟遊びや潮干がりを楽しんだ。 こうした潮汐を利用して魚を取り込む漁法が「簀立て」。この仕掛けでとった魚を料理して楽しんだという。今でも、内湾の2カ所で簀立て遊び(すだてあそび)が楽しめる。富津市のホテル静養園がその一つ。「潮流や砂地の変化を読んでたくさん魚が入るように設計する」と社長の安室宏司さん。 潮干がり、湾内クルージングコースもある。次の大潮は5月8日。干潟の春は生物たちがあふれている。(中島満) |
「ホテル静養園」メモ 千葉県富津市大堀1528。JR内房線青堀駅下車。国道16号を君津市方向に、駅から1キロ強。タクシーで5分。東関東自動車道利用に場合木更津南ICから約10分。温泉あり。宿泊120名、宴会場700人。(電)0439・87・1221。簀立て遊びは要予約。 |
●取材メモ 簀立て遊びについて=磯遊び考= Sorry Under Construction 一度3000字ぐらいの文章を書いたのだが、登録せずに途中でパソコンが機能停止してしまって、おじゃんになってしまった。江戸の人々は、春の訪れを、潮干狩りで一時を楽しんだ。簀立ても、漁師の漁法というよりも、春の大潮の日の潮干狩りとともに楽しんだのであろう、……というような内容であった。またそのうち、思いなおして書くことにします。 注:記事内容は取材時のものです。現時点で価格・営業時間・経営内容等変更がある場合があることをご了承下さい。 |
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