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東京新聞・朝刊1997年3月27日・ゆめぽっけ「味探検」江戸前シリーズ・9回

横浜・生麦市場「神幸ラーメン」

生麦市場名物天ぷらのせラーメン

 第1京浜国道(東海道。国道15号)が鶴見線と交差をするあたりから、海沿いに旧東海道の道筋が残り、生麦魚河岸通りとなって、新子安方向の生麦1丁目で合流するまで昔ながらの漁師町の風情を味わうことができる。

 「コハダは売らね-よ。今日は高いから、安い時買いな」と魚商・貝平の巴金平さん。「安い時も高い時もコハダの味は同じ」ときっぷがいい。巴さんが理事長を務める、生麦魚介商組合のメンバー60店舗が軒を連ねる生麦魚河岸通り。
 すし店や料理屋が仕人れにくる市場だが、特に江戸前アナゴやアオヤギ、アカガイなど、生きたままむき身にしながら売る貝類の品質は、築地をしのぐとプロの評価。一般客相手の小売りもやっているが、各店舗とも早朝から午前中の営業のため早起きして出かけよう。高級マグロも一定量まとまれば「こんな値で買えるの」とびっくりするほど。
 この魚河岸通りに、味にうるさい職人さんや口の肥えた客が納得するラーメン屋がある。7人で満席という小店だが、揚げたてをのせた「天ぷらラーメン」(550円)が、すっかり市場名物となってしまった。コシのある細めんに、鳥ガラと煮干しなどでとったスープベースのしょうゆ味。上品な透明度(とあっさり味に、天ぷらが絶妙にマッチしている。「毎日食べにくるお客さんも多い」というご主人の神野裕次郎さんの実家もマグロ専門店。
 イ力、キス、アジ、野菜天の追加や、ツプ貝、イ力煮物、鳥モツ煮込みなど、1品をおかずにご飯もいける。旧東海道沿い生麦魚市場で買い物がてら、江戸前ラーメンを味わってはいかがだろう。(中島満)

●「神幸ラーメン」メモ=横浜市鶴見区生麦5ノ24ノ9。JR鶴見線国道駅下車3分。駅前の魚河岸通り中ほど。または京浜急行線花月園前駅から徒歩7分。電話045・521・6859。午前7時半〜11時半。定休・日祝日、第2・4水曜。

注:記事内容は取材時のものです。現時点で価格・営業時間・経営内容等変更がある場合があることをご了承下さい。

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